新作歌舞伎「マハーバーラタ戦記」10/1-10/25歌舞伎座




実は観劇好きのほわいと。つれづれ感想を述べていってみようかと。完全に日記状態です。

「マハーバーラタ」
元々は、SPAC(静岡芸術劇場)で上演されたものを、尾上菊之助さんが主軸に歌舞伎化として企画・上演された作品。
インドの神々の伝説の話なのだそう。

ほわいとレビュー ★★★★☆
(以下、ややネタバレ有り)

正直、まったく予習もせずあまり期待せずに、急遽行けそうになったので幕見席で向かった次第。
長いな、とは思ってしまいますが、想像以上のほんとに素敵な作品でした!!

特に音楽!!木琴などの和楽器でない打楽器が、完璧なまでの作品への溶け込み具合。正直この世界観は音楽で成り立っているなと思ってしまうほど。音楽を聞かせるのではなく、あくまでストーリーの、台詞の伴奏者としての音楽。打楽器で刻んでいく音が、膨らんだり縮んだりして、表現の幅を思い知らされました。

物語は、登場人物が全員難しい名前なのですが、(主人公は「迦楼奈(カルナ)」ですし)
通しで観ることができればついていけるくらい、焦点を絞って分かりやすく、その分深く人物に入り込んでいける構成です。

基本的に、
衣裳は和、床山も和、小道具はいろいろ。
舞台・大道具は構造が和だけど文様はインド、どちらかというと抽象的。
音楽は両方(下座、下座上、上手御簾内、上手揚幕あたりが打楽器ブースと、フル活用)

ストーリーも新しく作り変えているみたいですし、マハーバーラタそのもの、というよりも、それを元にしたファンタジーSFみたいな印象だったので、タイトルを違った風にしても良かったんじゃないかなーと思ったり。

1幕。最初の景は神々の集まりなので、まさしく金ずくめの衣裳!豪華やー
ゆっくりとした幕開き、竹本から人物紹介があって一人ずつ起きていく様は完全に忠臣蔵の大序。
各場面で新しいキャラクターが出るたびに、とりあえず見得!な感じなのは良いんだけど歌舞伎ならではというか、楽しいけどちょっとずるいなとも思う(笑)

2幕。役者さんはみなさん安定していたと思うのですが、とかく七之助さんがやっぱり存在感というか、難しい役どころをきちんと空気感を毎回出しているのがすごいですよねもう。

大詰。ここで一気に吸い込まれました。シンプルながら圧巻の舞台転換。新感線を彷彿とさせるレベルの激しい立ち回り。たくさんの矢が飛ぶ様子を大きな旗で示す演出。衣装をきた主役を乗せてたった一人で走り回る馬!(ほんと彼らに拍手)
それまでの物語の積み重ねで充分に感情移入ができているところへ、猛烈な気迫と勢い。
幕見で観るなら大詰!って思うのですがでも物語の流れがあってなので、やっぱり通しで観てほしいですね(笑)












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