「十二月大歌舞伎 昼の部」H30年12/2-12/26東銀座 歌舞伎座




こんにちは、ほわいと(@t_e_white)です。

危うく月一の観劇習慣を絶やしてしまうところでした。

世間では玉三郎さんの出ている夜の部が人気だそうですが、そんな中私は昼の部を観に行きました!

ほわいと
観たことないものを観ることの方が優先順位が高いので・・・

目次

「十二月大歌舞伎 昼の部」2018年公演情報

「十二月大歌舞伎 昼の部」作品紹介(公演特設ページより引用)

一、幸助餅(こうすけもち)
心に沁みる上方の人情喜劇
桜が咲き誇る大坂の花街新町。餅米問屋の幸助は、贔屓の力士雷(いかづち)に入れ揚げたため財産を失い、今は侘しい長屋住まい。ついには妹のお袖を廓へ身売りさせるほど切迫しますが、その金で店を再興しようと奮起します。
お袖のお蔭で工面できた30両の金を受け取った帰り道、幸助は大関となって見違えるほど立派になった雷と再会。雷から感謝の言葉をかけられてうれしくなった幸助は、大事な30両を祝儀として渡してしまいます。それを知った女房のおきみと叔父の五左衛門は幸助を説得、雷から金を返してもらうよう申し出た幸助でしたが…。
松竹新喜劇の傑作を歌舞伎の世話物として再構築した作品で歌舞伎座では初の上演。人情味にあふれ、心温まる物語をお楽しみください。

二、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)
美しい女方が魅せる息もつかせぬ早替り
質店油屋の娘お染は、丁稚久松と言い交した深い仲。しかしお染の母貞昌は、身代が傾き出した油屋を立て直すためお染と山家屋清兵衛との縁談話を進めています。一方の久松は、油屋に奉公していますが実はお光という許嫁もいる武家の子息。紛失した家の重宝「午王吉光」(ごおうよしみつ)の刀と折紙を探しています。
刀と折紙は鬼門の喜兵衛によって盗み出され油屋に質入れされていますが、お染の兄多三郎が、芸者小糸を身請けするために折紙を店から持ち出します。一方、久松の姉の奥女中竹川も弟の身を案じ、刀を買い戻すための100両の工面を、土手のお六に頼みます。しかし、お六は亭主の喜兵衛と油屋から金をだまし取ろうと画策しており…。
年齢、性格が異なる多彩な役柄七役を、次々と演じ分けるのがみどころです。目まぐるしい早替りと鶴屋南北独特の世話場、また常磐津による所作事と江戸の庶民の姿を見事に描写した「お染久松物」の名作にご期待ください。

ほわいとレビュー ★★★☆☆
(以下、ややネタバレ有り。と言っても感想が細かめで恐らく見た人しか伝わらないかなとも思います。)

「十二月大歌舞伎 昼の部」感想

「十二月大歌舞伎 昼の部」H30年12/2-12/26東銀座 歌舞伎座2

幸助餅(こうすけもち)

松也さんの声が、今の十代目松本幸四郎さんに少し似ているような気がするのは私だけでしょうか?ただ発音が正直聞き取りにくいです。

メタルマクベスdisc2を観たあとの尾上松也さんだったので、ちゃんと歌舞伎役者だーとか失礼なことを思いました。

ストーリーがとっても分かりやすくって良いですね。

市川中車さん(=香川照之さん)の存在感がもう充分立派に歌舞伎役者だなーって思うんですけど、評価甘すぎですか?

於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)

中村壱太郎さんが、見知らぬ間にすごくうまくなってました。七役がちゃんと別人に見えるから、すごいです。

七役早変わりは初めて観ましたが、すげえ・・・。ものの2~3秒のところもありましたし。

大詰の所作事で登場する四天たちが持つ傘の小道具は、古典的だけど個人的にはやっぱり好きです。

いずれにしても、歌舞伎は観る側も体力大事です。長いのでご注意くださいね。

観終わったあとは近所をぶらぶら。
クリスマス時期の今月は、日比谷公園で「東京クリスマスマーケット」というイベントを見つけました。

東京クリスマスマーケット2

クリスマスならではの食事やお土産屋さんもあって、見て回るだけでも充分楽しめましたよ!

残り数日ですが、近くに立ち寄った際はぜひチェックを!

劇場情報

劇場名歌舞伎座
住所〒104-0061
東京都中央区銀座4-12-1
アクセス◯ 東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅[3番出口]直結
◯ 東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅[A7番出口]徒歩5分
電話番号03-3545-6800(代)
公式サイト歌舞伎美人











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