こんにちは、ほわいと(@t_e_white)です。
8月歌舞伎の第一部「伽羅先代萩」と「闇梅百物語」を観てきましたので、感想を綴ります。
8月歌舞伎座の第一部、「伽羅先代萩」と「闇梅百物語」を観てきました。
きっちり政岡、コロコロ変わって楽しい闇梅!骸骨すばらしいです😊 pic.twitter.com/5UzaWZL7Fs— ほわいと@手荒れと観劇 (@t_e_white) August 23, 2019
目次
「八月納涼歌舞伎」第一部2019年公演情報
「八月納涼歌舞伎」第一部 作品紹介(公演特設ページより引用)
一、伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)
乳人政岡の苦衷と大敵弾正の妖しさ
乳人の政岡は、御家横領を企む執権仁木弾正から幼い鶴千代を守るため、御殿の奥で若君のための食事を用意しています。そこへ見舞いと称してやってきた栄御前が、持参した菓子を鶴千代に勧めます。毒殺を危ぶむ政岡が戸惑うところ、走り出て菓子を口にしたのは政岡の息子千松。恐れていたとおり仕込まれていた毒に千松は苦しみだし、さらに弾正の妹八汐によって懐剣でなぶり殺されてしまいます。そんな我が子を見ても動じない政岡の様子に、栄御前はすっかり気を許して一味の連判状を渡します。悪事の証拠をつかむも、1匹の鼠が現れ連判状をくわえ去っていきますが、実はこの鼠こそが…。
江戸時代に起こった大名家の御家騒動を題材とした時代物の大作をご覧ください。二、闇梅百物語(やみのうめひゃくものがたり)
納涼にぴったりの化物づくしのひと幕
とある夏の夜、大名家の邸で女中たちが百物語の遊びに興じています。灯りが消え暗くなると怪しげな雰囲気が漂い、狸や雪女郎、骸骨が現れては消えていき、続いて百鬼夜行の読本を持った読売が現れます。実はこの読売の正体は…。
化物たちが次から次へと登場する、変化に富んだユーモラスなひと幕をお楽しみください。
ほわいとレビュー ★★★☆☆
(以下、ややネタバレ有り。と言っても感想が細かめで恐らく見た人しか伝わらないかなとも思います。)
「八月納涼歌舞伎」第一部の感想


伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)
王道な古典でよく上演される演目ではありますが、通して観れたのは今回初めてでした。
七之助さんの政岡。
正統派、と言えば良いのか、必要最小限の感情表現ときっちりした所作とお芝居という印象でした。
観客の集中力に良い意味で頼っている感じがしたので、私としては物語によく入り込めたので面白かったです。
ですが一方で、観客の集中力に頼っているがために、圧倒的な想いの強さやエネルギーのようなものはあまり感じられませんでした。
床下へいく転換や幸四郎さんの弾正も面白いのですが、せっかく政岡の無念さや切なさに浸っていたのにな・・・と、何か気持ちをぶったぎられる感じもします。
床下の場、必要ですか・・・?
闇梅百物語(やみのうめひゃくものがたり)
楽しい踊りです。
1時間の演目の間に5場と、舞台がコロコロと変わっていくのが飽きなくて楽しいです。
とは言いつつも、前半は割と暗い場面が続くので、ウトウトともしたりしなかったり・・・


途中の第4場目で、黒づくめに骸骨の絵が貼り付けられた人が踊るのですが、これが幸四郎さんだったとは・・・!
最初から最後まで、骸骨の骨しか見えないので、顔が分からないのです。
肩に力も入らず、気楽な気持ちで観られる楽しい踊りでした。
俺のBakery&Cafe東銀座歌舞伎座前店へ行ってきた!


観劇後にゆっくりご飯&カフェしよう!と思い立ち、気になっていたものの行けていなかった、
平日の午後2時~3時の時間でも、お客さんが7割ほど入っている状態。
土日だときっとものすごい混雑なのでしょう・・・。
始め、窓側の席を案内されたのですが、空調の当たりがキツかったので、店員さんに相談したら快くカウンター席を案内してくれました。
カウンター席(8席)に電源がありますし、店内は白と緑をベースにしていて開放感があるので、ノマドにもとても良い環境です。
私はしっかりご飯もしたかったので、
- グラタンチーズハンバーグ
- ホットのなかほら牛乳
この2つを注文しました。
久しぶりに食べる食パンってウマい・・・!
(久しぶりに食べるから、というよりお店の食パンがウマいのですが)
そのまま食パンを食べるのも充分に美味しかったのですが、グラタンのチーズソースと一緒に食べたり、ハンバーグと一緒に一口でほうばるのも幸せ!
牛乳の量が多くてびっくりしました。
確かに580円とかなり高めですが、それにしても500mlはありそうな容量。
単価は銀座らしくカフェとしては高めですが、時々はこんな贅沢も必要!!
劇場情報
劇場名 | 歌舞伎座 |
住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座4-12-1 |
アクセス | ◯ 東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅[3番出口]直結 ◯ 東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅[A7番出口]徒歩5分 |
電話番号 | 03-3545-6800(代) |
公式サイト | 歌舞伎美人 |