こんにちは、ほわいと(@t_e_white)です。
スーパー歌舞伎II(セカンド)「新版 オグリ」を観てきましたので、感想を綴ります。
新橋演舞場の「新版オグリ」観てきました!
映像・照明・ミラーをフル活用した演出です。良い意味でコンパクトに見えました。賛否両論聞いてましたが、好みと比較の問題な気もします。
三幕不覚にも泣きました… pic.twitter.com/4XttDF0xQX— ほわいと@手荒れと観劇 (@t_e_white) November 9, 2019
目次
スーパー歌舞伎II(セカンド)「新版 オグリ」公演情報
スーパー歌舞伎II(セカンド)「新版 オグリ」 作品紹介(公演特設ページより引用)
理想を追い求めるあまり、業苦の底へと堕ちてゆく若者たち
小栗判官が辿る数奇な運命―
絶望と挫折のなかで見つけ出したものとは…
光と闇が交差する生命と歓喜の物語
市川猿之助によるスーパー歌舞伎II(セカンド)待望の第3作!!
新橋演舞場初の客席左右同時両宙乗り!!平成3年に梅原猛と市川猿翁がつくり上げ、演劇界に新風を巻き起こした伝説のスーパー歌舞伎『オグリ』。
その創造の心を継承し、全国動員数40万人を達成した大ヒット作スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』に続き、今回も日本を代表するクリエイティブスタッフが集結。このスーパー歌舞伎屈指の人気作が、装いも新たに『新版 オグリ』として令和元年によみがえります!
市川猿之助・中村隼人の小栗判官役 交互出演、そして新橋演舞場初の客席左右同時両宙乗りにて、かつてないスケールでお贈りする、夢と浪漫、そして 壮大なスペクタクルがあふれる超大作活劇。スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)ならではのエンターテインメントに富んだ演出にもご期待ください。
ほわいとレビュー ★★★★☆
(以下、ややネタバレ有り。と言っても感想が細かめで恐らく見た人しか伝わらないかなとも思います。)
スーパー歌舞伎II(セカンド)「新版 オグリ」の感想


とにかく分かりやすいです!圧倒的にエンタメ路線を走っています。
劇団★新感線とベクトルがやや被る感じもしました。
1幕はオグリと仲間たち、照手姫との出会いと結婚までの話です。
7人の侍の雰囲気が出ていて楽しいのですが、ところどころ説明っぽさがあり長くも感じます。
2幕は、ストーリーを進めるというよりは、噴水まみれの中での大立ち廻りが見物です。
ツケ打ちさんが上下の2名体制でいるのはなるほど贅沢!
ですが、意外と交互で打っててびっくりしました。
せっかく2人いるなら、もっと合わせて打ってほしかった・・・!
3幕は不覚にも泣きました・・・。
オグリが全能の人格者から餓鬼病みの日々を送る中で、生きることの様々な面に気付きます。
メンタル弱ってるときに見ると尚更感じるものがあります。。
オグリの感情に深みがあったが故に、エピローグ~歓喜の歌までの取ってつけた感が否めません。
主演のオグリの役がとんでもなく大変です。人物の大きさと体力と全てを要求されます。
私は猿之助さんの回を見ましたが、それでも時々舞台に埋もれている感覚がありました。
猿之助さんの存在感で成り立っている舞台だとも思いました。
作品としては悪くないと思うのですが、オグリという硬派な原作を持つ作品に、ワンピース風のエネルギッシュな演出をあててるので、客層がやや歌舞伎寄りで年齢層高めなのがミスマッチしているかなと思いました。
照明がギラギラ過ぎて目が痛いです。
舞台の仕掛けや演出・転換方法の面では、私としては興味があるのでとても面白かったです。
映像・照明・鏡をフル活用しています。良い意味でコンパクトに見えました。
これらをどのように使うか、という視点で演出を考えたとしたら、出来ることを尽くし飽きさせない工夫を伴ったとても良い方向だったと思います。
(そもそもデジタルな演出とオグリたちのストーリーがきちんと融合していたかというと、微妙なところではある気もしますが・・・)
観る前に賛否両論聞いてましたが、各々の好みと比較の問題であるだけなような気もします。
歌舞伎観たことない人を呼び込む作品としては、とても良かったかと思います!
観劇前に「ロマンツァ銀座店」でイタリアンランチしてきました。


夜の部16:30開演の新橋演舞場に向かう前に、銀座をぶらぶらしつつ、イタリアンランチをしてきました。
私が向かったのは、「
土日祝でもランチが16時まで営業しているという、銀座の立地を考えると驚き&嬉しいポイントです。
みゆき通りと中央通りの交差したあたりにあります。(ユニクロとジーユーの間くらいです。)
私はパスタランチを注文しました。
前菜5種と、ドリンクがついて、1380円(税抜)です。
FREE Wi-Fiも全テーブルにパスワードが書いてあるので、店員さんに声をかけずともWi-Fiが使えますよ^^
劇場情報
劇場名 | 新橋演舞場 |
住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座6-18-2 |
アクセス | ◯ 東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅[6出口]徒歩5分 ◯ 都営大江戸線 築地市場駅[A3出口]徒歩3分 ◯ 都バス[築地]下車徒歩3分 都03(四谷駅-晴海埠頭)・都04(豊海水産埠頭-東京駅南口) 都05(晴海埠頭-東京駅南口)・業10(新橋-業平端駅前) ◯ 首都高速 [銀座出口] |
電話番号 | 03-3541-2600(代表) |
公式サイト | 新橋演舞場 |