こんにちは、ほわいと(@t_e_white)です。
2020年春。
新型コロナウィルス感染拡大防止のために、数多くの舞台が公演中止&延期となりました。
外出自粛の真っ只中、新国立劇場では「巣ごもりシアター」と第して、公演記録映像を期間限定で無料配信しています。
オペラやバレエを中心に配信していますが、今回はバレエを観劇しました!
5月8日~5月15日の一週間限定で配信中の、バレエ『ドン・キホーテ』を巣ごもり観劇しましたので、感想を綴ります。
とっっっっっても久しぶりにバレエを観ました!
バレエってやっぱりバレリーナを一番観たいわけで。
そうすると、映像だと超特等席で観られるのは、本当に素晴らしいことになります。
バレエってこんなに美しくて芯があってリアルなものだったんだなぁと、初めて実感できました。 https://t.co/fsrao5xTSe— ほわいと@手荒れと観劇 (@t_e_white) May 10, 2020
巣ごもりシアター バレエ「ドン・キホーテ」新国立劇場
5月8日(金)15:00~5月15日(金)14:00
バレエ『ドン・キホーテ』
<2016年5月5日公演>
(新国立劇場からのお知らせより引用)セルバンテス著「ドン・キホーテ」のエピソードを原作にした、楽しさと活気に溢れた古典バレエ。闘牛士たちによるスペイン舞踊、風車のエピソード、ドン・キホーテの夢の中で繰り広げられる美しい群舞、そして最終幕の恋人たちによるグラン・パ・ド・ドゥまで、古典バレエの美しさと陽気な踊りの数々を堪能でき、ご家族で楽しむのにもぴったりな人気演目です。
このたび敢え無く5月公演が中止となった本作の、2016年公演の映像をお届けします。音楽:レオン・ミンクス 振付:マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴルスキー
改訂振付:アレクセイ・ファジェーチェフ
出演:米沢 唯、井澤 駿、貝川鐵夫、髙橋一輝、菅野英男、マイレン・トレウバエフ、長田佳世、本島美和、細田千晶、五月女 遥 ほか
指揮:マーティン・イェーツ 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ほわいとレビュー ★★★☆☆
(以下、ややネタバレ有り。と言っても感想が細かめで恐らく見た人しか伝わらないかなとも思います。)
バレエ「ドン・キホーテ」感想
私は観劇については、演劇・ミュージカル・歌舞伎の割合が多く、
バレエを劇場で見たことがあるのは、1~2回程度だったと思います。
なので、正直バレエ用語や世界観などはさっぱり分かりません。
それでも今回なぜ観ようと思ったかというと、
- ドン・キホーテの作品は知っているし好き!
- 無料で配信されている!!!
ズバリこの2点です。笑
そんなバレエ初心者の私ですが、思っていた以上に楽しめました。
映像が持つ大きいメリットだと思うのですが、全体像とバレリーナの表情や細かい動きまでが超特等席で観られることです!
出演者たちのしなやかな腕、足捌きなど美しい肉体や表情、気品を失わないお芝居はもちろん、衣裳や小道具までよく観れます。
私が劇場で観たことのあるバレエは後ろの方の席だったので、細かいところまでなかなか見えないのです。
バレエが、こんなに美しくて可愛くて綺麗なものなんだと、今回の巣ごもりシアターで初めて思えました。
また、「ドン・キホーテ」という作品の大きさにも驚きます。
同じ作品がジャンルを超えて、小説・演劇・ミュージカル・バレエでも面白いって、相当すごいことじゃないかと思います。
ちなみに、原作であるドン・キホーテの少年文庫版はこちら。
原作はとても長いのですが、全て読みたい方はこちらから。
全6冊ありますが、それぞれキンドルで読むこともできます。
映像配信は、そのジャンルやコンテンツに興味はあるけれど、なかなか手を出せなかった人への入り口を入りやすくしてくれる効果として、とても意味があると思います。
また、バレエは一幕あたり30~45分程度が多く、1時間は超えないことがほとんどのようです。
なので、自宅で観るときでもスケジュールに組み込みやすい!!
もちろん一気に見ても良いし、
1日の中で、間に食事や家事などをはさみながら、休憩として一幕見ても良いし、
1日一幕ずつ、見ても良いのです。
今回の巣ごもりシアターを体験した中で、映像配信で観劇するメリットが見えてきました。
- 細かい動きまでよく観れる
- サクッと観れる(自分で時間を区切れる)
- 未知のジャンルでも気軽に観劇チャレンジが出来る


今後の配信作品もチェックしていきたいところです。
新国立劇場の巣ごもりシアターは、こちらからチェックしてみてください。
- 新国立劇場の巣ごもりシアター
- 新国立劇場バレエ団Twitter @nntt_ballet