成分と向き合うシリーズ4~アロエベラ~




手荒れに良い成分や化粧品などでよく見る成分と向き合うシリーズ。
・成分を一言で言うと?
・具体的な説明
というかなりシンプルな構成でお送りします。
アロエベラとは一言で言うと・・・

目次

アロエベラとは・・・自然が生んだ天然保湿の神様!

 

アロエベラの効果とは

アロエベラに含まれるゼリーの部分は、ブドウ糖や果糖など多くの糖とタンパク質で構成されていて、ムコ多糖体といいます。
ムコ多糖体は、肌に浸透し、肌の水分量を増やし閉じ込めるという保湿の効果があり、セラミドと同じような役割を果たします。

アロエベラにはたくさんの有効成分が含まれていて、アロイン・アロミチン・アロエチン・アルボラン・ビタミンB群・ビタミンC・ミネラル・アミノ酸などがあります。
アロエベラのムコ多糖体には、粘性があり、アロエが持つこれらの成分の吸収率を高める作用や、免疫を高める作用もあります。
たとえば・・・

・体の細胞同士のすき間に水分を確保し、保湿するはたらき
・やけどなど炎症や、炎症による痒みや痛みを緩和するはたらき
・傷の回復を早め、皮膚の再生を促してくれるはたらき
・肌表面の角質を柔らかくし、殺菌の繁殖を防ぐはたらき
・アロエの葉に含むアロインによる、便秘改善など下剤としてのはたらき
・アロエの中でもアロエベラに含まれるサポニンによる、抗酸化作用や血液中の脂質を処理してコレステロール上昇を抑えるはたらき

はたらきづくしの、アロエベラなのです!

 

アロエの種類に注意!

日本でよく見かけるアロエは、キダチアロエという品種でアロエベラとは異なるので、注意しておきましょう。

簡単に違いを挙げると、

アロエベラキダチアロエ
主に欧米にあるもの主に日本にあるもの
葉と葉肉が大きく厚い葉と葉肉は小さめ
食用が一般的外用薬や生薬の役割が強い
5月に黄色の花が咲く11月に赤い花が咲く
ムコ多糖体が、キダチアロエと比べて約10倍含まれるアロインが、アロエベラと比べて約1.5倍含まれる

ちなみに、アロエはネギやにんにくの親戚らしいです。体に良いものは仲間なのですね・・・

*ここだけ注意!

アロエやキウイ、パイナップルなどに含まれる、シュウ酸カルシウム針状結晶という成分は、皮膚にチクチクとした痛みを起こす場合があります。
炎症や乾燥が強いときなどは、これらが刺激となり炎症をより広げる可能性があります。

化粧品などに含まれているアロエベラは、調整されているのですが、完全に天然のものを使う場合は、少し気にしてみてください。

最後に

私も現在、アロエベラの含まれるハンドローションを使ってみているのですが、べたつかないのと、手肌に吸収されている感じがものすごいです。思い立ったら、ぜひ。












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