こんにちは、ほわいと(@t_e_white)です。
今回は、私自身今でも時々起こってしまう、
「かゆみ」
に焦点を当てて書き進めていきます。
目次
手荒れの水ぶくれは、かゆいから治らないのか?治らないからかゆいのか?
手荒れに悩むあなたならきっと、手がかゆくてたまらず掻きむしってしまい、手荒れがさらに悪くなって再び痒くなり・・・なんてサイクルを経験しているのではないでしょうか。
かくいう、私がまさにそうでした。
手荒れとかゆみって、切っても切れない関係にありそうですが、あるとき私はふと思ったのです。
結局、かゆくて掻いてしまうから治らないの?
それとも、手荒れが治らないままだからかゆくなってしまうの?
あなたはこの問いに意味はあるのかとお思いでしょうか。
ですが、この問いを投げかけることによって、
「なぜ、かゆくなるのだろう」
という根本が分かっていなかったことに私は気づいたのです。
もちろん、この疑問をそのままになどいたしません。
まずは「かゆみ」が生まれる原因を調査してみました。
治まらないかゆみの原因
実は「かゆみ」が起こる仕組みは複雑で、まだまだ未解明な部分がたくさんあるのだということです。
一番広く知れ渡っているのは、「ヒスタミン」という化学物質がかゆみを引き起こすのが原因とされているものです。
ここでは、調べたことをほわいと目線でざっくりまとめました。
↓
皮膚中にある「肥満細胞(別名:マスト細胞)」を刺激する
↓
肥満細胞から「ヒスタミン」が放出され、知覚神経を刺激してかゆみの信号を脳に伝える。
↓
かゆい!!
↓
かゆい部分を掻く
↓
皮膚表面の近くまである知覚神経の末端に刺激が伝わり、「神経ペプチド」という化学物質がはたらく
↓
神経ペプチドが肥満細胞を刺激する
↓
ループ!かゆみは増すばかり…。。
「かゆみ」の本来の姿は、体の中に入った異物を認識して今すぐ取り除け!と脳から指令が出て起こることです。
これが過剰に反応してしまう、まさにアレルギーの症状なんですね。
特に手荒れなどで皮膚のバリアが弱まっている人ほど、外部からの異物が入りやすく、掻いてしまったときのダメージもより大きくなってしまいます。
ちなみに、かゆいときに冷やすのが良いとか、虫刺されのときは爪で十字の痕をつける、など聞いたこともあると思います。
これはどんな意味なのか、ご存知でしょうか?
私も今回初めて知りましたが、脳に伝えられる刺激の優先順位がミソでした!
- 痛み
- 冷たさや熱さ
- かゆみ
また、かゆみの原因はこれだけではなく、ストレスも原因だと言われています。
さらに、全身がかゆいけど、どこがかゆいってうまく言えないようなかゆみがあるとき。
このような場合は、肝臓・腎臓などの内臓系の病気のサインである場合もあるそうです!
内臓系では、先ほどの「ヒスタミン」&「脂肪細胞」と似た役割を持つ、「オピオイドペプチド」&「モルヒネ受動体」という別のメカニズムがあります。
手荒れや肌荒れは特にないのに「かゆみ」が長くある場合は、内臓系を疑った方が良いのかもしれません。
手荒れも水ぶくれも治らないし、何よりかゆい!ときの対処法
掻かない方が良いのは誰でもわかる話です。
では、かゆみはどうしたら止まるのでしょうか?
「我慢する」なんて選択肢は出来たらやってます!という話ですので、
ここでは他の対処法をまとめました!
保冷剤で冷やす
ポピュラーな方法ではありますが、冷やすことでかゆみを紛らわすことが出来ます。
保冷剤をハンカチや布類でくるんで、当てる。それだけ。
抗ヒスタミン剤を塗る、飲む
かゆみの信号を脳に伝える「ヒスタミン」の分泌を抑えてしまおうという作戦です。
市販薬でも数種類あります。
原因不明の手荒れによるかゆみの場合は、始めの一歩はこれを!
飲み薬であれば、例えばこれ。
替わりの行動をとって気をそらす
何より掻かないことが一番なので、とにかく、他のことに意識を向けます。
私の場合、頭の中をロックのような激しい音楽でいっぱいにしたり、脳内で熱唱したりします。
そのついでに、かゆいところを清潔にして、保湿剤を塗ったりできれば、完璧です。
事前に爪を短く・角を丸くしておく
あらゆる対策をしても、それでもどうしてもかゆくてたまらなくて無意識に掻いてしまうときもあるでしょう・・・
そんな時のために、事前に爪の手入れをして、掻いてしまったときの皮膚へのダメージをなるべく小さいものにするのです。
爪やすりも使って、掻く気も治まるくらいキレイな手先にしてしまいましょう。
最後に
始めの私の問いに戻ります。
結局、かゆくて掻いてしまうから治らないの?
それとも、手荒れが治らないままだからかゆくなってしまうの?
この答えは・・・
両方。
と言わざるを得ませんでした。
いずれにしても、「掻かない」ことがベストだということが今回で私もスッキリわかりました。
あなたも、あなた自身に合ったかゆみ対策、見つけていきましょうね。