キンダーブックの90年at印刷博物館

キンダーブック




こんばんは、ほわいと(@t_e_white)です。

先日、ご縁があってとある展示会に行ってきました。私の記録と体験をぜひみなさんに共有したいなと思い、記事にしてみます。展示会系カテゴリの初記事です!

目次

キンダーブックの90年
―童画と童謡でたどる子どもたちの世界―

 

キンダーブックという絵本、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

この展示では、なんと90年という歴史を持つ絵本から、描かれているものの変遷をたどっていくようになっています。
戦前~戦後~昭和・平成と、日本近代史の流れが手に取るようにみえてくる、そんな展示会でした。

私が受け取ったコト

12/23(土)の午後、という恐ろしく混みそうな時間帯にいきました。
ですが、適度な人の数と静かさが保たれていて、とても居心地の良い空間でした!

1フロアでまとまっているので、さらっと見れば30分程で回れます。
このキンダーブックの展示は企画展なので、開催施設である印刷博物館には他の常設展示もあります。
そんな総合展や映像展示も含めて全て観ようとすると、さらに1時間程かかるかな?という構成です。

「観察絵本」という括りで保育に活用された背景は、私は今回初めて知りました。
田植え唄から始まり、戦時の時には「米を大切に」のポスター。
特に、絵から写真に切り替わるポイントは、時代を感じずにはいられませんでした。

そんなキンダーブックも楽しいのですが、印刷の歴史を追うことができる総合展もとても面白かったです。
版画技術から版画に必要とされる道具の紹介から始まります。
終盤では、オフセット印刷や製本技術についてなど、文芸部のような活動に興味があればとっても楽しいです^^
私も以前、小冊子を文化祭であーだこーだ言いながら作っていた経験があり、この展示を知っていればなぁ・・と思った次第でございます。

なんと最後のブースでは、
ガシャガシャと4回に分けて版を押していくと・・・

2018年上半期のカレンダーが、無料で作れます!

 

キンダーブック展と印刷博物館の詳細情報

◆施設名
印刷博物館

◆所在地
〒112-8531
東京都文京区水道1丁目3番3号 トッパン小石川ビル
詳細地図

・江戸川橋駅
地下鉄有楽町線(4番出口)より8分
・飯田橋駅
JR総武線(東口)、
地下鉄有楽町線、地下鉄東西線、地下鉄南北線(B1出口)
地下鉄大江戸線より13分

◆会期
2017年10月21日(土)~2018年1月14日(日)

◆休館日
毎週月曜日
(ただし1月8日(月・祝)は開館。12月29日(金)~1月3日(水)、1月9日(火)は休館)

◆開館時間
10:00~18:00(入場は17:30まで)

◆入場料
一般500円、学生300円、中高生200円、小学生以下無料
※20名以上の団体は各50円引き
※65歳以上の方は無料
※身体障害者手帳等お持ちの方とその付き添いの方は無料
※11月3日(金・祝)文化の日は入場無料

◆公式サイト

【企画展示】
キンダーブックの90年
―童画と童謡でたどる子どもたちの世界―
休日でもあまり混んでいないので、ゆっくりしたいときにぜひ、ぶらりとしてみてはいかがでしょうか。