メイクを落とすクレンジングに気を使ったことはありますか?
手荒れに悩んでこのブログに来た方は、別に顔の肌に悩んでるわけじゃないし、と思うかもしれません。
ですが、手と顔は密接な関係がありますし、スキンケアを意識する上で、手と顔と両方を見直した方がよっぽど効率的なんです。
この記事では、クレンジングに注目して書いていきます。
目次
クレンジングが手肌にかける負担
油は水で落とすことはできないのは、食器を洗うときなどを考えると想像がつきますよね。
パウダーでもリキッドでも、ファンデーションの基本は油です。
これを落とすには、さらに強い油で落とすことになります。
肌に負担をかけてしまうのは避けられません。
もちろん、それを手に取ってクレンジングすると、手肌にも負担はかかります。
(ちなみにコットンなどで落としている方、肌をこするやり方は顔の肌にとって刺激がとても大きいので良くありません!ぜひ見直しを。)
さらに、手のひらは皮脂が少ないエリアです。皮脂は水でも落ちてしまうのに、クレンジングなどの強い油が来たら、皮脂は一溜まりもありません。。
何より、顔の肌に良くない物が、手の皮膚にとって良いものなわけはありません!
顔と手の皮膚で違うところは、角質の厚さが違うことと、皮脂腺が少ないことくらいで、肌のつくりは同じです。
なんといっても、保湿に大事なのは、油じゃないんです!!!
そこで、クレンジングを選ぶときに、気をつけたい成分があります。それは、、
ミネラルオイル
私の体感では、1000円以下の安めの化粧品(クレンジングだけなく、ハンドクリームや口紅なども)には、大体これが入っています。
ぜひ、容器の裏面やケースの成分表示をチェックしてみてください。
ミネラルオイルとは、鉱物油、です。
鉱物油とは、石油からプラスチックなどの工業製品を作ったあとに大量に出来る、廃油です。
もともと廃棄されるはずの油なのでとても安く、200Lで40円だそうです!なんと水より安い!!
リサイクルの観点では地球に良いことかもしれませんが(笑)、ヒトの手肌には全く良くないのです。
なぜ良くないかというと、ミネラルオイルは皮膚を隙間なくコーティングしてしまう上、皮脂や肌への浸透が全くないので、皮膚中の水分が循環できなくなってしまうのです。
逆に、肌への浸透がない分安全性が高いので、外部刺激から肌を守るために膜をはる、という目的にはとても良い成分です。
ミネラル、とついていると何となく身体に良いものな気がしてしまいますが、
言葉のイメージに惑わされないように、消費者側が賢くなりましょう。
クレンジングの選び方
一般的には、
しっかりメイクにはオイルタイプ、
軽いメイクにはジェルタイプ、 と言われています。
食用でもありますが、エクストラバージンオリーブオイルなどは実はかなりおすすめです(笑)
油の中でも植物系の油は、皮膚に浸透する栄養や脂肪酸などが含まれているので、手肌にとって良いのです。
他には、アーモンド油、スクワランなどもおすすめ。
クレンジングの基本のやり方
クレンジングは、基本的に肌に負担をかけるものです。
1分以内で終わらせるつもりでやりましょう!
1、手にとり、Tゾーンや鼻など油の多いところから優しく伸ばす。
2、小鼻など毛穴汚れが気になる方は、指の腹でくるくるなでるのも良い。
3、顔全体に伸ばし、お湯でしっかりすすぐ。シャワーを直接顔にかけたりはしない!
いかがでしたか?
もちろん、ハンドケアのためには普段から、刺激を与えない、保湿していく、などのことも必要です。
自分の肌に一番詳しくなれるのは結局自分自身です。基本のスキンケアを、共に見直していきましょう。