手荒れはなぜ、よくなったり悪くなったりを繰り返すのか?




手荒れは、一度かかるとなかなか治らないという経験、みなさんあるのではないでしょうか?
私もずっと悩まされてきたことなのですが、私の場合、1~2か月くらいの周期で、手荒れがよくなったり悪くなったりをずっと繰り返してきました。
ずっと悪いままならまだしも、なぜ良くなってからまた悪くなってしまうのか…
私なりに調べてきたことを、ここにまとめます。

目次

手の皮膚は再生が遅い

人間の皮膚は、年齢や、その時の健康状態にも影響されますが、約28日の周期で再生を繰り返します。
しかし、手の皮膚は他の部位よりも厚いので、その2~3倍近く(つまり2か月以上!?)時間がかかってしまうとのことです。
さらに、手の平は汗はかいたとしても油っぽくはなりませんよね。
これは、手の皮膚には皮脂腺がほぼないので、皮脂によるバリア機能の代わりに、角質を分厚くすることで、手や指の皮膚は、外部刺激から守られています。
皮脂が少ない=皮膚中の水分が蒸発しやすい=乾燥しやすい!!
手の皮膚は、乾燥しやすい上に再生も遅いという、とても厄介なパーツだったのです。

炎症は治まったけど治りきっていない

例えば、風邪などの飲み薬を処方されたとき。
治ったら薬がまだ残っていても、飲むのを自分の判断で辞めてしまう方がいます。
実際に症状が感じられなくなっても、体内ではまだ悪いウイルスや病原菌がいるので、その分量も含んだ上で病院では薬を処方されます。薬は、飲み切ることに意味があります。(もちろん、お医者さんのアドバイスを最優先してくださいね。)

手も、これと同じことが言えるのです。
皮膚科でもらった塗薬。今も塗り続けていますか?諦めていませんか?
ハンドクリームや保湿を、「手が荒れているときだけ」使っていたりしませんか?

少し良くなると、手抜きしがちになる

私がまさにそうでした。手荒れが落ち着くと、すっかりケアすることを忘れて、何でも素手で洗い物したり、水洗い後の保湿も忘れがちになっていました。
ハンドケアは、症状の治療のためだけでなく、予防、維持のためにも、日常から行うものなのです!
毎日、歯を磨けば化粧もしますよね。それと同じように、手荒れ体質になっている私と同じような方には、ハンドケアを習慣にする必要があるのです!
むしろ、症状が良くなってきたときこそハンドケアのチャンスで、
皮膚が良い状態のときの方が、肌に良い成分も浸透しやすいですし、キープできるようになれば、例えそれから荒れても治りが早くなります。
やはり、ケアし続ける習慣を持つことが本当に大事です。

だからといって、昔使っていた古い塗薬やハンドクリームを再び使うのはやめてくださいね。古すぎて雑菌まみれのハンドクリームを一回使っただけで、見事に手荒れが復活した私の二の舞にならないように…。ハンドケア用品は、新しいものを、清潔に、使いましょう。












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