成分に向き合うシリーズ2~PCA-Na~




こんにちは、ほわいと(@t_e_white)です。

手荒れに良い成分や化粧品などでよく見る成分と向き合うシリーズです。

  • 成分を一言で言うと?
  • 具体的な説明

というシンプルな構成でお送りします。

PCA-Naとは一言で言うと・・・超安心&優秀な天然保湿因子です!

目次

PCA-Naとは、どんな成分なのか?

正式名称は、「ピロリドンカルボン酸ナトリウム」と言います。

人の肌に本来から存在する天然保湿因子(=NMF)の約12%を構成する保湿成分で、角質層に多く含まれています。

皮膚や目に対し、もともと角質にある保湿成分なので、高濃度でも刺激はほとんどありません。

敏感肌やアトピー肌など肌の状態を選ばずに使用でき、安全性がとても高い成分だと言われています。

PCA-Naは、手肌にどう良いのか?

吸湿性が高いため、皮膚や髪にうるおい、柔軟効果や弾力性を与えます。

表皮の増殖を高め、同時に表皮細胞の角化を促進します。

角質の水分量と水分保持力をアップさせるため、小じわを改善します。

天然保湿因子の保湿成分のひとつなので、グリセリンやソルビトールよりも高いきわめて優れた保湿効果をもっています。

他の保湿成分との組み合わせで相乗的に保湿効果が高まるので、効果的な処方が研究されています。

PCA-Naを、もう少し詳しく!

「PCA」は、皮膚が角質に変化する過程で、タンパク質の加水分解によって生成したグルタミン酸(アミノ酸)から合成されます。

PCAの形ではあまり保湿力はないものの、ナトリウム塩(PCA-Na)の形では極めて高い保湿性を発揮します。

このため、化粧品の保湿剤原料としては「PCA」ではなく「PCA-Na」が使われています。

化粧品には、サトウキビの糖蜜のグルタミン酸から合成した原料を用います。

自然界では大豆、糖蜜、野菜類にも含まれています。

無色、透明の液体で、においはなく、水によく溶けます。

高温や低温でも安定性があります。

化粧水への配合濃度は1%~5%が一般的で、洗顔料に含まれると、ツッパリ感が抑えられる役割があります。

PCA-Naを肌につけると軽い刺激と赤みを感じる方がいるそうですが、PCA-Naの血行促進作用によるものです。

もともと肌にある保湿成分のため安全性は高く、赤みが出ても通常は30分程度で収まります。

最後に

探してみると、意外とPCA-Naが含まれている化粧品って少ないと思います。

私は今のところ、ハンドローションとボディシャンプーに、これが含まれているものを使っています。

特にシャンプーは、本当にツッパリ感がなくてびっくりします。

化粧品選びに悩んだときは、ぜひともPCA-Naをチェックしてみてください!












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