このブログを始めて、この記事で31記事目になりました。
私自身、 少しずつ肌の仕組みや成分の知識も勉強したりしています。
そんな最中、成分表示について、新しい発見をしました!!
化粧品などにおいて、全成分表示は法律で義務化されています。
ですが、いくつか注目しておきたい点があるのです。
目次
成分の配合量が多い順番で表示する
化粧水で言えば、どんな商品でも最初には「水」と書いてありますね。
そこから、グリセリン、スクワラン、○○油、○○オイル・・・などと続いていきます。
あるところから、宣伝文句でもあり実際に肌に良い成分とされる、
ヒアルロン酸、○○エキス、セラミド、などといった、
「待ってました!」な成分が書かれます。
ですが、ここに一つ落とし穴があります。
1%に満たないものは、順不同にしてもよい
こういうことなのです。
つまり、1%を切った瞬間から、
最も少ない成分を最初に表示されることもあり得るのです!!
その見分け方は、メーカーのサイトを見るか、問い合わせするしかないのですが、
良い成分が1%を超えてくることは、まずありません。
なぜかというと、コストの問題と安全面を確保しなければならないからです。
例えば、植物由来の「○○エキス」があったとします。
そもそもエキスというのは、
成分1~5%、抽出液95~99%の配合です。
それが、成分表示の1%以下のスペースに表示されているということは・・・
1%(0.01)×1%(0.01)=0.01%(0.0001)
その製品の中に、私たちの求める成分は、0.0001程度しか入っていないことになるのです!
安全面を保つためには必要なことではありますが、寂しいものですよね。
医薬部外品の場合、有効成分とその他の成分で分けられる
有効成分は、一定の%量を含める必要があるので、その成分を最初に、「有効成分」として表示します。
その他の成分は、先ほどと同じように、1%以下の配合量は順不同になります。
医薬部外品は効果が高い分、手肌への刺激や作用も大きくなるので、自分の肌や医師とも相談した上で使ってくださいね。
キャリーオーバー成分は、表示しなくとも良い
キャリーオーバー成分とは、品質そのものではなく、その品質が腐ったりしないように維持するためのものです。
防腐剤のパラベンなどを気にしている方もいると思いますが、パラベンは主な使い方として、キャリーオーバー成分に当てはまるので、表示義務がありません。
メーカーによっては、キャリーオーバー成分もすべて公開しているところもありますので、これを判断基準の一つにしても良いかもしれません。
複数の香料を使っても、「香料」とまとめてよい
つまり、「香料」とだけ書いてあったら、数種類使われていることを疑うべき、とも言えますね。
肌が弱い方は、注意しておきましょう。
最後に
今回の記事は、主にコチラの記事を参考にさせて頂きました。
手肌に触れるものは、意識をしていないと、積み重ねで同じ刺激を与え続けることになります。
自分の手肌と、自分の手肌に当たるものに、ぜひこだわりを見つけてみましょう。
あなたの手荒れが、一日も早く良くなりますように。