こんにちは、ほわいと(@t_e_white)です。
私が食生活を整えるために活用している食材宅配の「生活クラブ」。
ですが生活クラブは、生協グループの中でもかなり複雑で、独自の呼び名やルールのある生協だと感じています。私自身もよく分からなくなってしまいます。。
今回はそんな生協や生活クラブにまつわるコトバについて、まとめていきます!
目次
「生協」と「コープ」と「生活クラブ」の違いとそもそもの意味。
「生活協同組合」とは、消費者が集まって、消費者が欲しいサービスを消費者自身で作る団体です。
「コープ」は生活協同組合を英語で言ったものなので、
生協=コープと思っていてOKです。
注意が必要なのは、生協が出すもの=安全と必ずしもは言えないことです。
各生協団体で審査基準が異なるので、安全のボーダーラインが違ったり、そもそも安全を主目的にしているとは限らないのです。
ちなみに現在日本にはなんと、約600もの生協団体があります。
生協団体の一つである「生活クラブ」は、国産、無添加、減農薬をモットーにした食材宅配を主な活動で行っています。
これより以下は、生活クラブならではのコトバをまとめていきます。
「組合員」になるのであって、お客様ではない
生活クラブで品物を購入するためには、生活クラブの「組合員」に加入しなければなりません。
生協に入るというのは、単に買い物をするのではなく「出資・利用・運営」に参加する組合員になることであるという原則があります。
消費者の消費者による消費者のための団体、という意味はここに表れるんですね。


商品ではなく、「消費財」
生活クラブでは、組合員が買うものはすべて、「商品」ではなく、「消費材」と呼ばれます。
なぜ「商品」という言葉を使わないかというと、
- 生協が利益目的ではないこと
- 「安全・健康・環境」という生活クラブの原則に沿うこと
- 素材が確かなものを購入する方針
これらが理由になっているためです。
お店ではなく、「デポー」
「デポー」とは、生活クラブの「消費財」を扱った店舗型のお店です。
ただ今お店です、と記してしまいましたが、実際にはお店のようでお店ではありません。


一般的なスーパーなどの「お店」は、当然利益を追求しています。
それは、商品の原価よりも、実際に売られている値段が数倍~数十倍になることを意味します。
一方、生活クラブは利益を追求している組織ではありません。
生活クラブでは、組合員から毎月の出資金や運営費を集めて、活動の軸にしています。
このお金は、生活クラブで取り扱っている消費財の、安心・安全・美味しさの質を実現させるために使われています。だからこそ、デポーで一般の人でも手が届く料金が実現できているのです。
つまり、生活クラブのデポーで取り扱っている消費財は、組合員から日頃募っている出資金と、生産者側との組合員がお互いに理解・協力しあって、実現している質と料金なのであります。
より詳しく知りたい方は、関連記事もチェックしてみてくださいね。
「出資金」が必要
生活クラブの組合員でいるためには、「出資金」が必要になります。
加入時に1000円、維持費として毎月1000円がかかります。
ただし、生活クラブ脱退時には全額戻ってくるので、積立貯金の感覚でいられればOKです。
生活クラブの独特なコトバのまとめ
この記事では、
「生協」「コープ」「生活クラブ」「組合員」「消費財」「デポー」「出資金」
についてまとめてみました。
他にも解説してほしいコトバがありましたら、ぜひコメントやお問い合わせでもメッセージをお待ちしております。
食材宅配や生活クラブにもし興味が湧いたら、資料請求でプレゼントをもらえるキャンペーンもありますので、一度チェックしてみてくださいね。