こんにちは、ほわいと(@t_e_white)です。
ブログやアフィリエイターにとって切っても切り離せなくなるのが、SEO(検索エンジン)対策のこと。
日本アフィリエイト協議会(JAO)主催で行われた、ブログSEOセミナーの様子をレポートします。
サイバーエージェントの木村賢氏の講演が、200枚を超えるスライドと2時間というとても実りあるものでした!
目次
検索結果には理由がある。データ分析から見えること
検索順位にはサイトのどんな要素が影響しているのか、実際にデータを収集しているSEOラボでのデータスライド資料を見ながら、木村さんの分析のお話も交えての進行でした。
全体的な傾向としては、
- 大手サイトが強いこと
- キーワードを含めると強いこと
- グーグルが定める「良いサイト」に準ずること(後ほど詳細記載)
この3つが重要になる印象でした。
加えて私が新発見だったことが3つ。
- ニーズが曖昧なキーワードのときは、キーワードを含んでいる数が多かったり網羅性があると有利になる。
- 「サイテーション」(→メンションや指名)を意識すること。
被リンクが第一ではなくなってきたことが背景にあるか。自分の記事にまつわるキーワードが、他の人の記事やSNS等に多く登場すること。有名であれば、信頼につながりやすくなる。 - 「発リンク」がポジティブな検索順位につながるようになってきた。


品質評価ガイドライン
グーグルが公に発表している、上位の検索結果を表示する基準を示したものです。
このガイドラインに沿ってブログやサイトを運営していれば、自ずと問題も生まれずに結果がついてくることになります。


この後では、セミナー中で頻繁に登場した「YMYL」と「E-A-T」についてまとめていきます。
YMYL=Your Money or Your Life Pages
YMYLのページ品質に対しては、評価基準が非常に高いとされています。
そもそもYMYLとは何かというと・・・
=Your Money or Your Life Pages
=ユーザーの幸福・健康・財務の安定性と安全性
時折グーグルが行う検索結果の評価基準が変わる際に「健康アップデート」とも言われますが、別に健康や医療だけの話ではなく、「YMYL」のページ品質を高めようとしているのです。
E-A-T=Expertise,Authoritativeness,and Trustworthiness
全てのページにおいて、「E-A-T」の大きさが非常に重要視されているとのことです。
「E-A-T」とは、
=Expertise,Authoritativeness,and Trustworthiness
=専門知識、権威、信頼性
これらが高いものを、グーグルは検索上位に表示させたいと考えている、ということなのです。
目指すのは、日常のプロフェッショナル
- テーマの選び方
- E-A-T
- 記事の書き方
- UX(ユーザーエクスペリエンス)= ユーザーの利便性
- ブログを宣伝する
この5つにまとめていました。
内容があまりに大量だったので、私が特に印象に残ったことを綴ります。
ブログの目的は「記事を多く読んで貰いたい」が一番にあるべきとのことでした。
なぜなら、グーグルは「専門性」が好きだから。
収益を上げることを第一の目的にすると、ブログやサイトなどは大手には多くの面で個人では敵いません。
そもそも、グーグルはアフィリエイトサイトがあんまり好きではないという背景もあります。
だからこそ、個人ブログは「日常の専門家=プロフェッショナル」になるべきなのです。
個人が大手に勝てるのは、オリジナリティであることです。
具体的には、ランキングや悪い評価などは大手ではあまり掲載できないので、大手には無いオリジナリティを生みやすいです。
さらにランキング記事で言えば、サマリーと詳細ページを分けることで、オリジナリティと網羅性を高めることができるという具体的な提案までありました。
外部の公的サイトやSNSと繋がると、E-A-Tの向上につながる。
セミナーの最後の締めくくりとなる言葉が、
「アフィリエイトは、おもてなし」
検索したお客様が必要な情報を手に入れて、次に何をするかの行動まで提示してユーザーの負担を減らすこと。
自分がどこまで出来ているだろうかと、振り返るきっかけになりました。
最後に、今回のセミナーや記事に関連する情報をまとめます。
- 木村さんのTwitter @kimuyan
- 日本アフィリエイト協議会(JAO)
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。