こんにちは、ほわいと(@t_e_white)です。
手荒れで悩むあなたにとって、一度はお世話になるであろう「ステロイド」。
今回はステロイドで言われる副作用について、私の体験と見解をまとめました。
目次
ステロイドのよく言われる副作用7種
ステロイドは大きく分けると、「外用」(=塗薬)と「内服」(=飲み薬)に分けられます。
起こりうるステロイドの副作用をまとめました。
- ニキビ
- 色素沈着
- 皮膚が薄くなる
- 細い血管が浮き出てくる
- 多毛
- 顔が丸くなる(長期間の内服の場合のみ)
- 骨もろくなる(長期間の大量内服の場合のみ)
基本的に、塗った場所にしか起こらないことと、強い薬を数年など長期にわたって使う場合に考えられるものです。
補足ですが、皮膚の炎症を治すにあたって考え方が2種類あります。
- プロアクティブ
炎症が収まってからも薬を使用する - リアクティブ
炎症が起こるたびに薬を塗り、収まってきたら保湿剤のみにする
今は、リバウンド(良くなってきたときに薬をやめることで、炎症が増強されて悪化すること)を気にしてプロアクティブの指導をされることがほとんどかと思います。
皮膚科医の指導と協力のもと、良くなったら少しずつステロイドを弱いものに切り替えたり、ステロイドを使う頻度と回数を落としていくことになります。
ステロイドは副作用を気にするよりも、使い方が大事
まず前提として、ステロイドの強さや種類でやや異なりますが、ステロイドは2~3日ほどの数日以内で皮膚や血液や体から分解・代謝されてなくなる性質があります。
内服にしても、ステロイドが含まれる油分の機材(ワセリンなど)の融点は60度程度なので、体内では消化できずにそのまま排出されます。
特に色素沈着については、ステロイドによる影響というよりは「炎症を治す過程で起こること」とのことです。
ステロイドを塗っても塗らなくても色素沈着は起こるので、治療して炎症の期間を短くすることが、色素沈着の一番の対策になります。
私も皮膚科医の方に指導されましたが、基本の使い方は、
1FTU(Finger Tip Unit)
=人差し指の指先から第一関節までの長さを取り出した分量で、両手のひら全面に塗る量。
1日2回(朝、夕の入浴後)に、薄く塗ることが原則です。
ステ歴5年現在の私の体感
正直言ってしまうと、体感はあまりないのです。
ある意味それが怖くて、今回記事にすることでたくさん調べたかったという背景がありました。
私の手荒れは手の平がメインなので、塗ってもどうしてもすぐに落ちてしまうことは原因かもしれないです。
皮膚科医さんには「炎症が起きている部分以外は塗らないでくださいね」と言われていました。
しかし、手の平の中でもまばらに荒れていた私は、ここと、こことここと・・と律儀に塗っていたことがありました。
ただ、それが面倒でたまらないのです。
面倒であることを皮膚科で相談したところ、
「そうしたら、手の平にベターと全面に塗って大丈夫ですよ。」なんて言われたりしました。
まとめ 怖からずにきちんとステロイドを使おう
ステロイドの副作用について簡単にまとめると、
大量にべったりつけたり飲み込んだりしなければ、ステロイドを怖がる必要はない。
ということが今回分かりました。
つけるときは皮膚科医の指導の下しっかりつけて、早く治してステロイドの期間を減らせるようにするのが良いということですね。