【公開!】手荒れに悩み続けた私が、これまで処方された塗薬の成分をまとめました!




手荒れに悩んできた私は、皮膚科に幾度となくお世話になってきました。
ここで、私がこれまでどんな塗薬と出会ってきたのか、塗薬遍歴をまとめていきます。
皮膚科に行くことを検討中だったり、
何件か行ってみたけど結局どう違うのか良く分からない、というあなたのために。

目次

手荒れ人の登竜門!「ステロイド」

まず、手荒れの人が一度は必ずお世話になる、ステロイドについて少し書きます。

ステロイドとは、
・皮膚の炎症を抑える作用
・皮膚の免疫反応を抑える作用
・皮膚細胞の増殖を抑える作用
として主に効果があるものです。

ただし、間違った使い方を続けてしまうと、副作用として皮膚が薄くなってしまったり、皮膚のバリア機能が弱まって感染症にかかりやすくなってしまうことがあるので、患部のみに薄く塗る、一日に何度か塗るなど、お医者さんからきちっと説明を受ける必要があります。

ステロイドにもたくさんの種類がありますが、その効果の強さ順に、
1群 最も強力
2群 非常に強力
3群 強力
4群 中程度
5群 弱い

このように、5段階で分かれています。
この中で、1群と2群のものは、市販品では買うことができないので、お医者さんからの処方が必要です。

私が処方されてきた塗薬成分は、これだ!

 

アンテベート軟膏
ステロイドの2群。皮膚の炎症を緩和する作用がある。
病気を治す薬ではなく一時的に症状を抑えるという目的で、アレルギー皮膚炎などの強い炎症がある際に、使用されることが多い。

ザーネ軟膏
ビタミンAで固くなった皮膚の角質を柔らかくする作用がある。
ステロイドとは異なり、副作用はほとんどない。

トプシム軟膏
ステロイドの2群。皮膚の炎症を緩和する作用と、皮膚を薄くする作用がある。
軟膏やクリーム以外にも、ローションやスプレーなど幅広い形で使うことができる。

亜鉛華軟膏
皮膚細胞や組織を収縮される作用。また、効果としては弱いが、炎症を抑えて保護する作用もある。
酸化亜鉛が組織や血管を収縮させたり、傷口から出てくる液を吸収することによって「患部を乾燥させる」働きがある。
乾燥させた方が良い場合に使われるものなので、汗や傷口の液などが原因である場合に使われる。
副作用がほぼなく、安全性が高いので、赤ちゃんから年齢問わず、全身に使うことができる。

ダイアコート軟膏
ステロイドの最も強力な1群。皮膚の炎症を緩和する作用がある。
最も強い作用があるので、皮膚の薄い部位に塗ってはいけない。使用するのも、なるべく短期間が望ましい。

サリチル酸ワセリン軟膏
角質が硬くなったり肥厚してしまった皮膚に対して、角質を柔らかくし、溶かす作用があり、角質軟化薬と呼ばれる。
弱い抗菌作用があり、細菌や真菌の増殖を抑える作用もある。

ヒルドイドソフト軟膏
ヒルドイドは、「保湿」「血行促進」「傷痕を綺麗にする」という3つの作用を持つ塗り薬。副作用もなく、安全性が高いので、現在最も一般的に処方されている。
浸透力は弱いため、皮膚が厚いところには向かない。保湿力が良い分、刺激が少ないので、皮膚の薄いところへの効果が期待できる。

 

自分であまり勉強してこなかったのが良くなかったのですが、随分強い薬を使っていたのですね・・・(^^;

その後の、私と手荒れ。

 

これらの処方薬を3年ほどの間で使ってきましたが、私はあまり変化がありませんでした。
というのも、こういった塗薬って、薄く塗ったとしても、どうしてもべたべたするんですよね。仕事柄ずっと手袋しているわけにもいかないですし、手がべたべたしているだけで、日常生活にも支障が出るんです。

塗薬を1つ使い切ると、また皮膚科でもらうのも面倒だし、効果あまり感じないし、ベタベタするのをこまめにつけるのもヤダな・・・なんて気持ちから、

手荒れがいよいよ酷くなる
→皮膚科行く
→塗薬もらう
→しばらくは意識してきちんと使ってみる
→面倒くさい
→薬が終わるか終わらないかであきらめる

こんなパターンをずっと繰り返していました。

そんな私が、手荒れと向き合うためにしたことは、
・スキンケアを1から学ぶこと
・栄養バランス、生活習慣を整えて体内からスキンケアをしていくこと
でした。

自分の手肌には、自分で向き合っていきましょうね!私もまだまだ勉強いたします!

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