こんにちは、ほわいと(@t_e_white)です。
あなたは「やせるおかず 作りおき」シリーズの料理本をご存じでしょうか?
「やせるおかず」をテーマにした、作り置きや簡単料理のレシピ本をいくつも出版している柳澤英子さん。
この方の「ラクして健康的にやせるとっておきのノウハウ」をテーマにしたセミナーに行って参りましたので、レポートをシェアいたします!
目次
血糖値が鍵である!「糖質コンシャス」
これまで数々のダイエットや食事制限法などに挑戦してきたという柳澤さん。
数々の方法や失敗を乗り越えて、痩せないためのある共通ポイントを見つけたと言います。
それが、「血糖値」を意識すること。
血糖値が高いのはもちろん良くないことと同時に、血糖値が急激に上がったり下がったりするのも、痩せない原因になるのだそうです。
この血糖値にもろに直結してくるのが、「糖質(&炭水化物)」なのです!
ただ、現代の生活ではあまりに簡単に糖質が取れてしまうし、炭水化物が大好きでたまらない人には耳が痛い話ですよね・・・
私もトーストは別腹のおやつ認定してしまうくらい炭水化物は好きですし、
著者の柳澤さん自身も、好きな食べ物ベスト10が全て炭水化物メインだった、というくらい糖質好きだと仰っていました。
とにかく無理しないことが大事!とセミナー中でも何度も仰っていた柳澤さん。
無理なくやせる(=健康的に適正体重になる)ために必要な考え方の大原則を教えていただきました。
それは、「糖質コンシャス(=意識)」すること!
ポイントは3つあります。
- 野菜たっぷり
→色違いを採る
→水溶性の食物繊維を意識する
→主菜にも野菜を入れてしまう - 肉と魚はしっかり食べる!
- 炭水化物は控えめに。食べる順番も最後にする
おきかえる食材の具体的な工夫




柳澤さんの考えでは、糖質コンシャスさえあれば、食べる量やカロリーは一切気にしなくて良いとのことです。




ただ糖質を意識するって結局どうしたらよいの?ということで、具体的な方法をいくつかセミナーで教えていただきました!
- パン粉、小麦粉、片栗粉→大豆粉やおからパウダーに置き換える。挽き肉料理のつなぎにも使えます。
- 白米→玄米、もち米
- パン→ライ麦
- 麺類→大豆麺
- みそ→白より赤味噌(白は糖質が高め)
- 酢→黒酢がベスト
- 脂質→ごま油、オリーブオイル、バター、ココナッツオイルなど。油は一度に消費する量も少ないので、ちょっと高くても質の良い物を選ぶと良い!
- 調味料ほか→白出し、みりん、めんつゆ、ポン酢に注意
- マヨネーズは意外と大丈夫。
何となくイメージが湧いてきたのではないでしょうか?
朝の糖質コンシャス
朝は、急激に血糖値を上げないことが大切とのことです。
柳澤さんのおすすめは、空きっ腹にフルーツを食べたり、ヨーグルトを水割りにすると味を変えたりして飽きずに飲めるそうです。
居酒屋や晩酌時の糖質コンシャス
柳澤さん自身がお酒好きということで、お酒飲むシーンで使える糖質コンシャスのお話もありました。
焼き鳥は、タレより塩。
塩の料理でも、自分で塩の量を調節できるようなメニューだとなお吉。
つまみはナッツやチーズがおすすめ。
お酒自体はすぐに排出されるので、何を飲むかは意外と気にしなくて大丈夫だそうです。
ただし、シロップや砂糖が使われる甘いお酒には注意しましょう。
ちなみに柳澤さんは晩酌する人のための料理本も出しています。
調理の手間を減らす
自炊や外食を問わず使える考え方として、これまで糖質コンシャスについてを主に述べました。
ですがやはり、自炊をした方が調味料や使う食材をきちんと意識して取り入れることができるのも事実。
ここでは、簡単に料理をするための柳澤さんならではの秘策をまとめていきます。
作り置きおかず
そこまでお腹が空いていないのに、近くにお菓子などがあると食べてしまうこと、ありますよね。
この「あれば食べる」習性は変えられないので、どうせ食べるなら作り置きおかずにしておきましょう!
生のまま冷凍して、食べる直前にレンジで加熱するだけで食べられるものもたくさんありますよ。
コルスタ=コールドスタート
私は「コルスタ」という言葉を今回のセミナーで初めて知りました。
コールドスタートの略なのですが、簡単に言うと、
フライパンに油も火もかけないまま食材を入れてから、初めて火にかける
というもの。
これ、実際にやってみると話を聞くよりも簡単で楽で、びっくりします。
コルスタで調理できるものをまとめた本はこちら。
最後に。1日に3回やせるチャンスがある。
ここまで述べてきましたが、糖質を食べてはいけないのではなく、糖質は食べて良いのです!むしろ適量の糖質は必要です。
糖質を摂りすぎないために「意識」をすることが必要なのです。
1日あたり糖質が20~40gを切れば、ほぼ確実にやせるそうです。(茶碗1杯の白米で糖質約40g。)
健康的にやせるためには運動や筋力・代謝を高めることももちろん必要ですが、食事であれば1日3回、やせるチャンスがあるんだ!と柳澤さんは仰っていました。
年齢関係なく、適正体重になることは気持ちも明るく保ててストレスにも強くなるので、ぜひ食生活、見直していきましょう。
この記事で紹介した柳澤英子さんの料理本はこちらです。
最後に私が気になってポチッとした本がこちら。